大谷翔平の“ターボシンカー”は「落差がすごい」 163キロの新魔球が「信じられない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

投球分析家がYouTubeチャンネルで大谷の新球を“特集”した

 エンゼルス大谷翔平投手の新球シンカーが注目を集めている。10日(日本時間11日)に敵地で行われたアストロズ戦では最速101マイル(約163キロ)をマークしており、投球分析家は「最もエグイ球」と驚嘆。ファンも「これを球種に加えるのか。信じられない……」「オオタニは素晴らしすぎる」などと声を上げている。

 この日の大谷は5回を7奪三振1失点で12勝目。全79球のうち25%の20球を投じた新球が威力を発揮した。2回にジェレミー・ペーニャ内野手に対して101マイルをマーク。2017年MVPのホセ・アルトゥーべ内野手に対しても99マイル(約159キロ)を投じた。空振りしたアルトゥーベは思わず苦笑いを浮かべたほどだった。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のYouTubeチャンネルに「ショウヘイ・オオタニの新兵器:信じられないターボ・シンカー」のタイトルで、この試合の投球動画をアップして解説。フォーシームがメジャー最速の101.4マイル(約163.2キロ)に達したことに触れた上で「最もエグイ球はシンカーでした」と指摘する。さらにペーニャへの101マイルは「落差に注目です」と説明。そして、アルトゥーベへの99マイルは「落差がもの凄かった」とし、「球速が表示されていなかったらスプリットと思っていたことでしょう」と述べている。フリードマン氏は続けて「ア・リーグで最もエグイ投手かもしれません」と評価した。

 大谷の新球の威力に、ファンも驚きを隠せない。「アルトゥーベの反応がたまらない」「打者にとっては悩みの種が増えてしまった」「ショウヘイが一番エグい」「ショウヘイ・オオタニはおそらく最も賢く、フィジカル的に最も才能に恵まれた野球選手だろう」とコメントを寄せている。

【実際の映像】163キロが“急落下” 大谷の異次元魔球が「信じられない…」

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