総額171億円“不良債権”が華麗な復活… 戦力外→最強1番に驚き「素晴らしい成績」

Wソックスのエルビス・アンドラス【写真:ロイター】
Wソックスのエルビス・アンドラス【写真:ロイター】

8月にWソックスに加入したアンドラスは通算2000安打まであと20

“不良債権”扱いから華麗な復活だ。アスレチックスを戦力外となり、8月にホワイトソックスに加入したエルビス・アンドラス内野手が、新天地で輝きを取り戻した。25試合で打率.308、6本塁打、21打点。アスレチックスでは106試合で.237に終わり、8年1億2000万ドル(約171億9000万円)という巨大契約でプレーしていたことから批判もされていたが、新天地のファンは「エルビスは私のオールスター選手」「俺のお気に入りショートだ」と歓喜している。

 アンドラスは2019年に首位打者に輝いたティム・アンダーソンが故障で戦列を離れ、その穴埋めとしてホワイトソックス入り、今では1番打者として欠かせない存在になっている。米メディア「NBCスポーツ」のクリストファー・カムカ記者は、8月31日以降の成績として、先頭打者本塁打1位(6本)、打点1位(17打点)であることを伝えた。遊撃を守っていたアンダーソンは79試合で6本塁打、25打点だったが、アンドラスはわずか25試合でほぼ同じだけ打っていることになる。

 15日(日本時間16日)のガーディアンズ戦でも5回に今季14号ソロ。通算2000安打にも、あと20本に迫っている。「ワオ! 素晴らしい成績!」「アンダーソンが戻ってきたら、セカンドに回ってもらうことも可能だ」「エルビスは素晴らしい人間性の持ち主で、守備力も優れている」と絶賛するファンのコメントがあった。

(Full-Count編集部)

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