右手痛でバット振れず… 極端シフトで三振のフレッチャーが自虐「守備位置見た?」

エンゼルスのデビッド・フレッチャー【写真:Getty Images】
エンゼルスのデビッド・フレッチャー【写真:Getty Images】

フレッチャーは8回先頭で敵軍内野陣はバント警戒された「守備位置見た?」

■エンゼルス 8ー7 マリナーズ(日本時間17日・アナハイム)

 エンゼルスのデビッド・フレッチャー内野手が10日間の負傷者リスト(IL)入りすることが決まった。16日(日本時間17日)の本拠地・マリナーズ戦後、フィル・ネビン監督代行が明らかにした。

 フレッチャーは10日(同11日)の敵地・アストロズ戦で右手に死球を受けて途中交代。14日(同15日)の敵地・ガーディアンズ戦はバントしか出来ず、この日は6回途中から代走で出場。8回の打席ではマリナーズ内野陣が前進守備。走者がいないにも関わらずにバントを警戒される中で空振り三振を喫した。試合後、フレッチャーは「ただの骨挫傷だと思う」と明かし、「守備位置見た? 10日以上かからないことを願っているよ」と話した。

 ネビン監督代行は「(出場させたのは)必要に迫られてのことだ。ご存じの通り、最高の守備力を持った選手だ。正直言って、毎回アウトになると分かっているのに出場させたくはない。これからILに入れる」と話した。チームでは遊撃手のベラスケスが右膝半月板断裂で今季絶望となっている。大谷翔平投手は守備力に優れた2人を欠く中、17日(同18日)に今季13勝目を目指すことになる。

【実際の映像】「守備位置見た?」と自虐 前進守備の中、片手スイングで空振りするフレッチャー

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