大谷翔平「去年以上のシーズン」 ジャッジとのMVP争いも…13勝&34HRに自信

試合後の取材に応じるエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じるエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

初回に左翼フェンス直撃の先制適時二塁打、昨季の自己最多138安打に並ぶ

■エンゼルス 2ー1 マリナーズ(日本時間18日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地・マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季13勝目を挙げた。7回8奪三振3安打無失点と好投。打撃では初回には自ら先制適時二塁打を放ち、シーズン自己最多タイ138安打を記録した。試合後、大谷は「去年よりいいシーズンになってきているのは自信にしていい。投打のバランスを含めて、去年以上のシーズンを送れているのは自信になるかなと思います」と手応えを口にした。

 最速101.1マイル(約162.7キロ)。右手中指マメの影響を感じさせない力投だった。初回2死、サンタナへの3球目シンカーで101.1マイルを記録。3者凡退の立ち上がりを見せた。2回以降もゼロを並べ、7回1死二塁からフレージャーを二ゴロ併殺打に抑えてガッツポーズを作った。バットでは初回1死一塁で先制の適時二塁打。打って投げての大活躍だった。

 ヤンキース・ジャッジとのMVP争いも終盤戦だ。昨季は9勝&46本塁打で満票MVPを受賞。今季は13勝&34本塁打と投打で結果を出している。大谷は「単純な数字というか、打撃だけの数字で言えば、去年の方がよく映るかも分からないですけど、全体的なバランスやクオリティを含めると、今年の方が自分的にはいいシーズンだなと思います」と語った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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