大谷翔平は「あらゆるスライダーでアウトを取れる」 敵将もお手上げ「難しかった」

マリナーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
マリナーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は7回3安打無失点8奪三振で13勝目をあげた

■エンゼルス 2ー1 マリナーズ(日本時間18日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に先発し、7回3安打無失点8奪三振で13勝目を挙げた。マリナーズのスコット・サービス監督は「様々な形のスライダーを投げてきて、打者は修正が難しかった」と脱帽した。

 初回、フランスとサンタナをいずれも空振り三振に仕留めるなど打者を翻弄したスライダーは、これまでとは違う変化の球もあった。「オオタニは今季非常にいいピッチングを続けている。リーグ屈指の投手であることには疑う余地がない。今日は接戦になる覚悟だった。オオタニを称賛するしかない。彼はリーグ屈指の投手だ」とお手上げ状態。「彼は(スライダーの)形を変化させていた。100マイルを投げるけど、そうする必要はない。あのあらゆるスライダーでアウトを取れる」と称えた。

 2回を終えて43球を投じたが、3回以降は球数も抑えた大谷。サービス監督は「最初の2イニングほどは、狙い通りのバッティングが出来ていたと思うが、それ以降オオタニのピッチングが効率的になった。彼をあと1イニング早く降ろしたかった」と大谷のペースに持ち込まれてしまったことを嘆いていた。

【実際の映像】バットにかすりもしないやん…マリナーズ監督も脱帽した大谷翔平の変幻自在のスライダー

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