ジャッジ、逆転3冠王へわずか1厘差 マルチHRで60号に王手、4安打固め打ち

1試合2本塁打を記録したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
1試合2本塁打を記録したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

5打数4安打4打点で打率.316、首位打者アラエスに1厘差

■ヤンキース 12ー8 ブルワーズ(日本時間19日・ミルウォーキー)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は18日(日本時間19日)、敵地のブルワーズ戦に「1番・中堅」で先発出場し、4試合ぶりのマルチ本塁打をマークした。3回の第2打席に4試合ぶりの右中間58号ソロ。7回に左中間59号ソロを放った。5打数4安打4打点で打率.316。チームは12-8で打ち勝ち、連敗を2で止めた。

 1本目は3点を追う3回1死だった。右腕アレクサンダーから右中間スタンドへ58号ソロを運んだ。打球速度111.6マイル(約179.6キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)、角度35度だった。

 7回1死では右腕ペルドモの真ん中スライダーをフルスイング。2者連続の59号ソロは相手投球も両手を挙げて脱帽する豪快弾だった。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、443フィート(約135.0メートル)、角度30度。シーズン65発ペース。1961年ロジャー・マリスのリーグ記録61本塁打には、あと2本に迫った。シーズン60発となれば、1927年ベーブ・ルース、1961年マリス以来リーグ3人目の快挙だ。

 6回の左前打、9回の2点二塁打を合わせて4安打の固め打ち。タイトル争いでは59本塁打、127打点で独走。首位打者争いでもトップのツインズ・アラエス(打率.317)と1厘差の2位タイだ。エンゼルス・大谷翔平投手とのMVP争いと共に、3冠王達成となるか注目させる。

(Full-Count編集部)

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