ダルビッシュは「またもファンタスティック」 今季15勝目&6連続QSに指揮官絶賛

Dバックス戦に登板し15勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
Dバックス戦に登板し15勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

94球での降板はベンチの判断「4-0の試合で、115球くらい投げさせたくない」

■パドレス 6ー1 Dバックス(日本時間19日・アリゾナ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が18日(日本時間19日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で15勝目をマークした。今季23度目のクオリティスタート(QS)を達成する6回1安打無失点の好投に、ボブ・メルビン監督も「またしてもファンタスティック」と大絶賛の投球だった。

 初回、いきなり2つの見逃し三振を奪って3者凡退の立ち上がりを見せると、本人も「良かった」という真っ直ぐで押していった。2回2死まで4連続三振。この日初の安打を許した5回に2死満塁のピンチを迎えたものの、ペルドモを見逃し三振に仕留めて切り抜けると、6回は危なげなく3者凡退に抑えて、この回で降板となった。

 6回自責点3以内のQSを6試合連続で達成し、23度目はナ・リーグ単独トップ。メジャー1年目の2012年にマークした自己最多16勝にあと1勝に迫り、これで5登板連続で勝利投手となった。94球での降板となったが、指揮官は「ユウは7回も投げたい気持ちがあったが、既に95球(実際には94球)に達していた。4-0の試合で、115球くらい投げるようなことはさせたくない」と明かし、ベンチの判断で降板となったようだ。

 94球のうち70球がストライクと驚異のストライク率74.4%を記録したダルビッシュ。メルビン監督も「初回、先頭打者と10球くらいの対決の後は、事態をコントロールしていた」と語り、ほぼ危なげのない投球を展開した右腕に目を細めていた。

(Full-Count編集部)

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