大谷翔平は「議論の対象だろうが…」 59発ジャッジのMVP受賞を31発同僚が激推し

1試合2本塁打を記録したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
1試合2本塁打を記録したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

リゾ「61本を目指すなんてことはこの時代になされてなかった」

■ヤンキース 12ー8 ブルワーズ(日本時間19日・ミルウォーキー)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は18日(日本時間19日)に敵地で行われたブルワーズ戦で2本塁打を放ち、今季59号。1961年にロジャー・マリスがマークしたア・リーグ記録の61発にあと2本に迫った。打率も.316に上昇し、トップとは1厘差の3位。3冠王にばく進する30歳を同僚選手も絶賛。エンゼルス大谷翔平投手との争いになっているア・リーグMVPについて、ジャッジの同僚アンソニー・リゾ内野手は「今シーズンはジャッジだ」などと語った。

 ジャッジは3回に右中間へ58号ソロ、さらに7回に左越え59号ソロを放った。59本塁打&127打点はリーグ断トツ。この日は2発を含む4安打を記録し、打率も.316とし、トップのルイス・アラエス(ツインズ)に1厘差に迫った。ホームラン記録更新に加え、3冠王も現実味を帯びてきた。

 過熱する大谷との“MVP”論争。この日、31号アーチを放ったリゾはジャッジを強く推した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番記者クリス・カーシュナー氏が自身のツイッターに投稿したところによると、リゾは「オオタニは(MVPの)議論の対象だろうが、61本を目指すなんてことはこの時代になされてなかったわけだし、今シーズンはジャッジだ。本当に素晴らしい。特別なシーズンを送っている」と語った。ジャッジとともにヤンキースの上位打線を担うリゾ。その凄さを肌で感じているようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY