ヤクルト村上、4試合不発も「問題ない」 専門家が唯一心配する“右足の踏ん張り”

21日からは好相性の敵地・中日戦…唯一気になる点は?

 東京ドームでは本塁打が出やすいとされているが、今シーズンの村上は10試合で37打数8安打の打率.235、2本塁打10打点。ビジター球場のなかでは最も苦手としている。この日が東京ドーム最終戦で、21日はここまで12試合で打率.429、7本塁打と相性のいいバンテリンドームでの中日戦が待っている。

 唯一、気になる点は右足に受けた死球だ。12日のDeAN戦(神宮)でも同じところに死球を受け。途中交代するなど、終盤で厳しい攻めが見受けれられる。

「村上はこれまでも内角への攻めを受けているので、打者心理に影響はない。ですが、足に張りなどがあれば今までと同じようにスイングする際に右足がしっかり踏ん張ることができるか。どこまで痛みを抱えているか分かりませんが、そこだけが気になるところです」

 シーズンは残り11試合。日本人最多の56号、そして、2013年にバレンティンが残した日本記録の60号を超えることはできるのか。村上の打席に注目が集まる。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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