引退表明の糸井嘉男が代打で左前打 満員スタンドから大歓声、笑顔で応える

阪神・糸井嘉男【写真:荒川祐史】
阪神・糸井嘉男【写真:荒川祐史】

2004年に投手としてプロ入り、通算1755本目の安打

■阪神 ー 広島(21日・甲子園)

 今季限りでの現役引退を発表している阪神の糸井嘉男外野手が、21日に甲子園で行われた広島戦に代打出場。左前打を放ち、満員のスタンドから“大歓声”を浴びた。試合後には引退セレモニーが予定されている。

 この日1軍登録された糸井は2-4の5回、西純の代打で登場。満員のスタンドから割れんばかりの声援が送られる中、広島・森下と対した。2ボールから4球連続ファウルで粘り、8球目の外角147キロストレートをゴロで左前に運んだ。続く中野の三ゴロで二塁封殺されるとベンチへ戻った。

 2003年のドラフト自由枠で近大から投手として日本ハム入りした糸井は、3年目に野手へ転向すると2007年に1軍デビュー。オリックス、阪神と移籍し攻守兼備の外野手として活躍した。これが通算1755本目の安打となった。

(Full-Count編集部)

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