次なる“大谷候補”は? 球速163キロ&打球速度171キロ…米誌が予想した4選手
「101マイル/106マイルの偉業」を成し遂げる選手を予想
投打二刀流でMLBを席巻するエンゼルス・大谷翔平投手。米野球専門雑誌「ベースボール・アメリカ」は「オオタニの101マイル/106マイルの偉業と同じことを成し遂げることができる人がいるか?」として、大谷のように101マイル(約162.5キロ)を投げ、106マイル(約171キロ)の打球速度を放つことができる可能性のある4選手をリストアップしている。
大谷は、17日(日本時間18日)のマリナーズ戦に投打同時出場し、初回に最速101.1マイル(約162.7キロ)を投じ、その裏に打者として106マイルの打球を放った。それと同様のパフォーマンスを見せることができる選手は他にいるのだろうか? 同誌は打球速度106マイルは「ほとんどのメジャーリーガーなら出せる打球速度で、ユニバーサルDHの以前には、何人かの投手が達成している」とし、19日(日本時間20日)時点では今季472人の打者が達成していることを挙げた。MLB公式のデータサイト「Baseball Savant」によれば、2008年以降にMLBの試合で101マイルか、それ以上の球速で投げた投手が211人おり、2022年だけで31人の投手がその球速を達成しているという。
そして「最有力候補」として名前を挙げたのが、レッズのハンター・グリーン投手だ。最速103.1マイル(約166キロ)を誇る22歳の剛腕で、4月16日(同17日)には、メジャー新記録となる「1試合100マイル(約161キロ)超39球」を記録した。「彼は2017年度のドラフトで、最も球速の速い投手だった。高校時代は、遊撃手でパワーヒッターでもあった。実際にレッズが彼を二刀流選手に育てるアイデアを捨てる前、彼はプロとしての最初のシーズンで、指名打者・投手として7試合先発した」と、グリーンに“可能性”を見出している。