驚異の“両投げ両打ち”16歳が「大谷のよう」 MLB公式も注目「異質な野球人」

両投げ両打ちの16歳にMLB公式サイトが注目した
両投げ両打ちの16歳にMLB公式サイトが注目した

高校2年のマックス・チャールズ、左右で安打、左右で140キロの衝撃

 驚異の“両投げ両打ち”を誇る16歳に、MLB公式サイトが注目している。米アリゾナ州アボンデールのリバティ高2年のマックス・チャールズ選手は25日(日本時間26日)、右腕として88マイル(約141.6キロ)を計測すると、左腕としても87マイル(約140.0キロ)をマーク。前日には右打席と左打席それぞれで安打を放つ離れ業も披露している。

 州招待試合で、右でも左でも140キロ台を計測したというチャールズ。試合の実況も思わず「彼は両打ちのオオタニで、両投げでもある。これは、ユニコーンだ」と伝えた。MLB公式の若手有望株格付けコーナー「MLBパイプライン」を担当するジェシー・ボーレック記者は、記事の中で「異質な野球人だ」と紹介。2歳から両投げを始めたという経歴にも触れた。

 右腕としては常時88~89マイル(約141.6~143.2キロ)を記録し「かなり沈む速球を持つ」。一方、左腕としては85~86マイル(約136.8~138.4キロ)が平均だが、「変化球は左としてのほうが優れた動きを持っていると見られている」とボーレック記者は目を見張る。

 チャールズは投球フォームについて「どちらで投げても同じように見えるように努力した」と強調。「メカニックは微妙に違うが、全体的には同じようなものだと捉えている」と自信をのぞかせる。将来的にメジャーの舞台で“両投げ両打ち”を見ることはできるのか。早くも多くの視線が注がれている。

(Full-Count編集部)

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