日本ハム、11失点大敗で札幌D最終戦飾れず 6失点KO上沢「最後の最後で…唯一の心残り」

今季9敗目を喫した日本ハム・上沢直之【画像:パーソル パ・リーグTV】
今季9敗目を喫した日本ハム・上沢直之【画像:パーソル パ・リーグTV】

初回に近藤の8号2ランで先制も…

■ロッテ 11ー3 日本ハム(28日・札幌ドーム)

 日本ハムは28日、ロッテ戦に3-11で逆転負けし、札幌ドーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。新庄剛志監督に先発を託された上沢直之投手が4回6失点KOで今季9敗目を喫した。

 初回に近藤の8号2ランで幸先よく先制に成功したが、エースが崩れた。4回に先頭の藤原にソロを浴びると、2連続四球でピンチを招き、井上と荻野に適時打を浴びた。さらに山口に15号2ランを許して一挙6失点。この回限りでマウンドを降り「最後の最後に、悔しい結果になったことが唯一の心残りです」と肩を落とした。

 4回に清宮が右前適時打を放つなど反撃をもくろんだが、5回1死一、二塁から近藤の右前適時打かと思われた当たりが一塁走者・五十幡に当たっていたため得点が認められない珍プレーが飛び出して無得点に。7回には4番手の吉田が井上に7号3ランを浴びた、

 来季から新球場に移転するため、19年間の“ラストゲーム”となった札幌ドームには4万1138人のファンが駆け付けた。球場入りの際に「今日は接戦して最後にサヨナラ勝ちするくらいの試合を見せたいと思います」と話していたビッグボスだったが、無念の大敗。それでも試合終了の瞬間、スタンドからは大きな拍手が鳴り響いた。

【実際の動画】チームメートも呆然…得点取り消しの“珍ミス”

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