大谷翔平が146年前の歴史を掘り返す 投打で“ナ・リーグ創設年”以来の大記録へ

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

打席数&投球回でチームトップになれば、1876年のジム・デブリン以来の偉業となる

 エンゼルス大谷翔平投手は今季、投手で153回を投げて14勝8敗、防御率2.47、打者では635打席に立ち、打率.273、152安打、34本塁打をマークしている。エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」は1876年に二刀流で活躍した選手の成績と比較。大谷の歴史的偉業を強調している。

「バリースポーツ・ウエスト」は公式ツイッターに米国の南北戦争(1861-65年)以降のスタッツとして「打席数と投球回のチームリーダー」を紹介し、1876年のジム・デブリン(ルイビル・グレイズ)と今季の大谷の数字を比較。デブリンは同年に299打席、622投球回の記録を残している。デブリンがこの年マークした622投球回、68先発、122奪三振、66完投などはいずれもリーグトップの数字だったという。1876年はナショナル・リーグが創設された年。大谷がまたしても野球草創期の歴史をこじ開けた。

 米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏はこの数字に反応。自身のツイッターに「なんて特筆すべきスタッツだ。ショウヘイ・オオタニが明日469回を投げて、かつてのジム・デブリンに並ぶ瞬間が待ちきれない」とジョークを交えて綴っている。

 自身メジャー初の規定投球回到達まであと9イニングに迫っている大谷。先発予定の29日(日本時間30日)アスレチックス戦でどんな投球を見せてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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