ソフトバンク、競り勝ちM2でV王手 大関が復帰後初勝利、30日にも2年ぶりリーグ優勝

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】

初回4連続適時打で4点先制、今宮は5回の決勝打含む2本の適時打

■ソフトバンク 5ー4 楽天(29日・楽天生命パーク)

 ソフトバンクは29日、敵地・楽天生命パークで楽天に5-4で競り勝ち、2年ぶりのリーグ優勝に王手をかけた。同点で迎えた5回に今宮が右前に勝ち越し打を放ち、これが決勝打。精巣がん手術から回復した大関が復帰後初勝利を飾った。優勝へのマジックを「2」とし、30日に楽天に勝ち、オリックスが引き分けか負け、楽天に引き分けても、オリックスがロッテに敗れるとリーグ優勝が決まる。

 ソフトバンクは初回1死から周東が四球、2死となって柳田が四球で続くと、そこからデスパイネ、牧原大、今宮、グラシアルの4連続適時打でいきなり4点を先制。楽天先発の瀧中を攻略し、試合を優位に進めた。

 先発の森が2回に岡島に2ランを浴びるなど3失点、2番手の大関も3回に島内に適時打を浴びて同点に追いつかれたものの、5回2死一、三塁で今宮がこの日2本目の適時打となる右前打を放って勝ち越しに成功した。

 リードを奪うと、5回途中から泉、6回途中からは嘉弥真が抑え、勝利の方程式へと繋いだ。7回は松本、8回は藤井が凌ぎ、最後はモイネロが締め、小刻みな継投で最後までリードを守り抜いた。これでマジックは1つ減って「2」に。リーグV奪還が目前に迫ってきた。

(Full-Count編集部)

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