西武十亀が現役引退を発表 2011年ドラ1、西武一筋11年間のプロ生活に別れ

引退会見を行った西武・十亀剣【写真:宮脇広久】
引退会見を行った西武・十亀剣【写真:宮脇広久】

先発にリリーフに通算258試合53勝

 西武の十亀剣投手が30日、埼玉県所沢市内で会見し今季限りでの現役引退を表明した。34歳の右腕は西武一筋プロ11年間、サイドスローから威力のある速球を武器に、先発、リリーフの両方で活躍した。

 2011年ドラフト1位で西武入り。過去に東尾修氏、渡辺智男氏、石井貴氏らエース級が付けた背番号21を継承した。現時点で通算258試合(先発は132試合)53勝50敗3セーブ21ホールド、防御率3.99。今季は12試合に登板して勝ち負けなどは無く、防御率2.40。5月28日のDeNA戦(ベルーナドーム)の8回にリリーフでマウンドに上がり、味方のエラーをきっかけに2/3回3失点(自責点0)で降板したのが、1軍最終登板となっている。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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