村上宗隆、14試合&57打席ノーアーチ 3冠キープも…日本選手最多56号へ残り2試合

ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】

残り2試合…3打数1安打で打率.317、中日の大島は.315で首位打者はキープ

■広島 ー ヤクルト(30日・マツダ)

 ヤクルトの村上宗隆内野手は、30日の広島戦(マツダ)に「4番・三塁」で出場し、3打数1安打と本塁打は飛び出さなかった。これで13日の巨人戦(神宮)で55号を放ってから13試合、57打席ノーアーチとなった。

 今季、ビジターでは最多の8本塁打と得意のマツダスタジアムでの2連戦でも快音は響かなかった。12試合本塁打なしでこの試合を迎えると、初回の第1打席では九里の内角低め直球を強振。大きな当たりだったが、好調時の打球の勢いはなく右飛に倒れた。4回の第2打席では意地の右前打をマーク、6回の第3打席では四球を選んだ。7回の第4打席は、バットを折られて二飛に倒れた。7回の守備から退いた。

 試合開始前の時点で打率は2位の大島洋平(中日)と3厘差。3打数1安打の村上は.317、この日のDeNA戦(横浜)で2打数1安打だった大島は.315で、首位打者の座は辛うじてキープした。ヤクルトは残り2試合。日本選手最多56号、3冠王に向けて試練が続いている。

(Full-Count編集部)

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