3秒の“閃き”は「野生の勘」 本拠地熱狂…失敗許されぬ“勇気”が「えっぐい判断」

ホームインするオリックス・宗佑磨【画像:パーソル パ・リーグTV】
ホームインするオリックス・宗佑磨【画像:パーソル パ・リーグTV】

オリックスの宗佑磨は、捕手が前に弾いた隙に勝ち越しのホームを踏んだ

■オリックス 4ー3 ロッテ(30日・京セラドーム)

 オリックスの宗佑磨内野手が、負ければ終わりの一戦で一瞬の隙を突く好走塁を見せた。30日に行われたロッテ戦(京セラドーム)で、ワンバウンドの投球を相手捕手が前に弾いたのを見逃さず、三塁から一気に勝ち越しのホームを踏んだ。本拠地最終戦のスタンドは熱狂に包まれ、「まさに野生の勘のような、勝利に貪欲な宗がひたすらかっこいい」との声が上がっている。

 首位のソフトバンクが一足先に楽天に勝利し、オリックスは勝ち以外は許されない状況。2-2の同点で迎えた8回、1死から宗が右中間を破る二塁打を放つと、2死一、三塁とチャンスが広がった。ここで益田が頓宮に投じた初球のシンカーがワンバウンドとなり、捕手の松川は前に弾いた。後逸ではなかったが宗は迷わずにスタート。益田と松川が2人ともボールに向かっているわずか3秒ほどの間にホームインした。

「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは「【勇気・決断】宗佑磨『激走…“一瞬の閃き”がもたらした勝ち越し点』」と、このシーンを動画で公開。コメント欄や公式ツイッターは「えっぐい判断」「流石の身体能力」「これは益田も松川も責められないでしょ……唯々宗の走塁が素晴らしすぎる!」との声で溢れている。

【実際の映像】「まさに野生の勘」わずか3秒の“神走塁”の瞬間

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