大谷翔平、年俸43.4億円で電撃合意 ネビン監督代行も喜び「みんなにとって素晴らしい」

試合前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】
試合前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】

日本人メジャー最高額で、調停を回避して1年契約を結んだ選手の史上最高額に

 エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約で合意した。エンゼルスが発表した。これを受けて、フィル・ネビン監督代行は「彼にとっても、私たちにとっても、みんなにとって素晴らしいことだ」と語った。

 今季はここまで投手として15勝8敗、打者として打率.276、34本塁打94打点をマーク。2年連続のア・リーグMVPの可能性もある。今季は2年契約の最終年で今オフは年俸調停の権利を有しており、大幅な年俸アップが予想されていた。

 大谷の新年俸は日本人メジャー最高額で、調停を回避して1年契約を結んだ選手では史上最高額。これまで年俸調停を回避して1年契約を結んだ選手の最高額は、ムーキー・ベッツ外野手が当時所属していたレッドソックスと結んだ2700万ドル(約39億800万円)だった。

 本拠地でのレンジャーズ戦を前に報道陣に対応したネビン監督は「誰も彼が来年戻ってくるかどうか分からなかったが、関係者全員がより安心してオフシーズンに入ることができる。いいことだね。彼の監督を務めることができるのは喜びだし、しばらく一緒にできることを願っているよ」と語り、大谷の残留を喜んでいた。

(Full-Count編集部)

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