欠場の村上宗隆、史上最年少22歳での3冠王“決定的” 中日大島が打率で上回れず終戦

ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】

打率.317の村上は阪神戦を欠場、大島は4の1で.314で今季終了

■阪神 ー ヤクルト(2日・甲子園)

 ヤクルトの村上宗隆内野手は2日、甲子園で行われた阪神戦でスタメンを外れ、打席機会がなかった。リーグトップの打率.317、55本塁打、132打点で今季最終戦となる3日のDeNA(神宮)戦に臨む。中日・大島洋平外野手は2日の広島戦で4打数1安打の打率.314で終戦したため、村上の3冠王が決定的となった。最年少22歳で史上8人目の偉業となる。

 村上は9月13日の巨人戦(神宮)で54&55号を放って以降、9月30日の広島戦まで13試合57打席ノーアーチ。44打数5安打と打率もジリジリ下がり、2日の試合を欠場していた。

 一方、中日・大島は「2番・左翼」で出場。二ゴロ、三振、左前打、四球、二ゴロの4打数1安打で打率.314。村上に及ばずシーズンを終えた。打率.307で2日の巨人戦に臨んだDeNA佐野恵太外野手は、3日の最終戦の相手がヤクルト。村上を逆転するのは難しいとみられる。

 NPBでの打撃3冠王は2004年の松中信彦(ダイエー)以来18年ぶり。22歳での達成は史上最年少の快挙となる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY