3日から戦力外通告が可能に…広島は佐々岡監督と名参謀が退団 2日のNPB去就まとめ

広島・佐々岡真司監督、河田雄祐1軍ヘッドコーチ兼外野守備走塁コーチ【写真:荒川祐史】
広島・佐々岡真司監督、河田雄祐1軍ヘッドコーチ兼外野守備走塁コーチ【写真:荒川祐史】

広島は佐々岡真司監督と河田雄祐ヘッドの今季限り退団を発表

 広島は2日、公式ホームページなどを通じて佐々岡真司監督が今季限りでの辞意を表明し、球団が了承した上で退団が決まったと発表した。3日からは戦力外通告が可能になる。今季は第1次通告期間が7日までの5日間。第2次はクライマックスシリーズ全日程終了の翌日から、日本シリーズ終了翌日(移動を伴う場合は翌々日)までとされている。

 佐々岡監督は1991年から2007年まで、広島で投手として活躍。先発、リリーフの双方に適性を見せ通算138勝、106セーブを記録した。2015年に2軍投手コーチとしてチームに復帰し、2019年は1軍コーチ、2020年から3年間、監督として指揮を執った。1年目が借金4の5位、昨季が借金5の4位。今季はすでに5位が決まっている。

 また広島は、河田雄祐1軍ヘッドコーチ兼外野守備走塁コーチの退団も発表している。河田コーチは広島、西武で選手としてプレーした後、西武、広島、ヤクルトでコーチを務めた。昨季から広島に復帰していた。

 さらに西武は、武隈祥太投手が今季限りで現役を引退すると発表している。武隈は2日、日本ハム戦が行われたベルーナドームにサプライズで登場し、球場のビジョンでファンへ引退を報告した。3月の教育リーグで肩を痛めたことを決断の理由に挙げており「これまでも痛みに耐えてがんばってきましたが、今回は治るという光を見つけられなかったので引退を決意しました。15年間、熱い応援をありがとうございました」とのコメントを発表した。1軍通算365試合に投げ21勝15敗1セーブ68ホールド、防御率3.82の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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