大谷翔平が手にする“43億円”に米経済誌も注目 苦難乗り越えた「集客力ある高給取り」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

米経済誌「フォーブス」が特集「輝かしい未来が待っている」

 エンゼルス・大谷翔平投手が手にした高額契約に、米経済誌「フォーブス」も注目している。メジャー挑戦後、周囲から疑問の視線を向けられ、故障にも悩まされながらたどり着いた“超一流の証”。いまや米球界屈指の人気選手となり「オオタニの屈指の集客力は変わらないままだろうし、屈指の高給取りであり続けるだろう」と綴っている。

 大谷は年俸調停を回避し、年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約で電撃合意。同誌は「彼がもし年俸調停に突入していたら、もっと高額を要求することも可能だったかもしれない」と振り返る。3000万ドル以上は、MLB史上で20人目になったことにも触れた。

 昨季は46本塁打を放ってア・リーグMVPを獲得し、今季は投手としてもここまで15勝を挙げるなど大躍動。「MVPを今季再び取れなくても、ア・リーグのサイ・ヤング賞で多くの支持を得る可能性が高い」と目を見張る。

 ただ、同誌は決して順風満帆ではなかった大谷のメジャー人生にも着目。「簡単なことばかりではなかった。批評家たちは、彼は打者か投手のどちらかでプレーしたほうがいいと示唆した。オオタニは肘や腕の問題や、コロナ禍にも苦しめられた」と数多の苦難を挙げた。

 43億円ですら安いとの見方も少なくないが、ようやく得た正当な対価。まだまだ限界の見えない二刀流の姿に「彼は2023年の球宴の1週間前に29歳になり、輝かしい未来が待っている」と期待した。

(Full-Count編集部)

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