打率.278で首位打者、セーブ王は1軍でも”大躍進” 2軍イースタン個人表彰

ロッテ・平沢大河、楽天・宮森智志【写真:福谷佑介、荒川祐史】
ロッテ・平沢大河、楽天・宮森智志【写真:福谷佑介、荒川祐史】

際立つ楽天・宮森のスピード大出世

 プロ野球2軍のイースタン・リーグは2日で今季の全日程を終了し、楽天が2年ぶりの優勝。個人タイトルも確定した。打率部門は1位から4位までがわずか3厘差という大接戦。3冠投手も誕生した。ここでは次世代のスター候補として、イースタンのタイトル獲得選手を紹介したい。

 首位打者はリーグ最終日まで複数の選手に可能性が残る中、平沢大河内野手(ロッテ)が.278で獲得。.397の最高出塁率と併せて2冠を獲得した。

 本塁打王には西武の高木渉外野手、打点王には巨人のエスタミー・ウレーニャ内野手とヤクルトの松本友内野手が並んだ。ただウレーニャは喜びもつかの間、3日には球団から戦力外通告を受けている。

 投手部門は楽天勢が独占。最多セーブの宮森智志投手はシーズン中に育成から支配下に昇格。1軍デビューから22試合連続無失点で、昨季広島の栗林良吏投手が記録したNPB記録に並んだ。早くもシンデレラボーイとなっている。

【表】打点王は直後に戦力外…2022年の2軍イースタンリーグ個人タイトル一覧

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