カート・スズキが“引退試合” 初回途中交代でキャリア16年に終止符、古巣ファン総立ち

エンゼルスのカート・スズキ【写真:Getty Images】
エンゼルスのカート・スズキ【写真:Getty Images】

2007年にアスレチックスでメジャーデビュー、39歳の誕生日だった

■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間5日・オークランド)

 今季限りで現役引退するエンゼルスのカート・スズキ捕手は4日(日本時間5日)、敵地・アスレチックス戦に「9番・捕手」で先発出場した。39歳の誕生日だったこの日が現役最後の試合。初回先頭・ケンプの初球を取ったところで途中交代となったものの、古巣ファンからスタンディングオベーションを受けた。

 日系3世のスズキは2007年アスレチックスでメジャーのキャリアをスタートさせた。15年からツインズ、17年からブレーブスと渡り歩き、2019年にはナショナルズのワールドシリーズ制覇に貢献した。

 昨季エンゼルスに加入し、大谷翔平投手とバッテリーを組んだ。「彼のような選手を見られるかどうかも分からない。同じグラウンドに立って、彼が歩む特別な旅路の一部になって、彼が記録を破るために日々していることに関わってきたこと。それができたことは恵まれていると思うし光栄だ」と振り返っていた。キャリア通算1634試合、1421安打、143本塁打、730打点だった。

【実際の映像】場内総立ち、チームメートと次々とハグ…39歳の誕生日に“現役ラストマスク”を被ったカート・スズキの万感シーン

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