ロッテの松永昂大が現役引退 2年間実戦登板なし「期待に応えられず申し訳ない」

ロッテ・松永昂大【写真:荒川祐史】
ロッテ・松永昂大【写真:荒川祐史】

「肩痛に悩んでいる選手たちの希望の光になれたらという思いで…」

 ロッテは6日、左腕の松永昂大投手が現役を引退すると発表した。2013年に大阪ガスからドラフト1位で入団するとタフなリリーフ投手として活躍、プロ359試合に登板したものの、2020年を最後に1軍登板がなかった。

 球団を通じて「最後の2年間、投げることができませんでしたけど今はスッキリとした気持ちです。球団には育成で再契約をしていただき、シーズン中に支配下登録をしていただいたにも関わらず、期待に応えられなかったことを申し訳なく思います。なんとか復活して世の中の肩痛に悩んでいる選手たちの希望の光になれたらという思いでやってきましたが、こればかりは仕方がありません。先発も中継ぎも抑えもさせていただきましたし、ここまで359試合に投げさせていただきました。本当に楽しい日々でしたし、やり残したことはありません。悔いはありません」とコメントしている。

 松永は5試合登板に終わった2020年のオフにFA宣言し、ロッテと再契約。しかし2021年は実戦登板できずに終わり戦力外通告を受けた。育成選手として再契約し、今年7月には支配下への復帰を果たしたものの、実戦での登板は1、2軍通じてなかった。

 ファンと支えてくれた人たちに向けて「ここまでケアをしていただきサポートをしていただいた皆様には感謝の気持ちしかありません。そしてなによりも応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました。もう一度、投げている姿をお見せすることができなかったことに関して申し訳なく思っています。皆様の応援のおかげでこんなにたくさんの試合で投げることができましたし、リハビリも頑張ることができました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を連ねている。

(Full-Count編集部)

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