大谷翔平、また“メジャー初”の快挙達成 奪三振&本塁打で同時にトップ15入り

アスレチックス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
アスレチックス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

勝利数と防御率はリーグ4位、奪三振数はリーグ3位

■アスレチックス 3ー2 エンゼルス(日本時間6日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場した。史上初となる規定打席と規定投球回の“ダブル規定”を達成したものの、5回1安打1失点で降板して16勝目はならず。この日がレギュラーシーズン最終戦となり投打の成績が確定した。

 大谷は今季投手として自己最多の28試合に先発。規定投球回をクリアする166イニングを投げ、15勝9敗、防御率2.33、自身初の200奪三振を超える219個の三振を奪った。各成績をア・リーグ内で見ると、15勝と防御率2.33はともにリーグ4位。219奪三振はリーグ3位で、奪三振率を示す「SO/9」は11.87で規定投球回到達者の中でリーグ1位と、各投球成績でリーグ上位につける成績を残している。

 また、打撃成績では打者として157試合に出場し、34本塁打はア・リーグ4位。90得点はリーグ8位タイ、三塁打6本はリーグ4位タイ、95打点、72四球はリーグ7位、長打率.519、OPS.875はリーグ5位、14敬遠はリーグ3位と、こちらもリーグ上位につける成績の数々を残した。

 この投打成績で大谷には新たな“メジャー初”の記録を成し遂げた。MLB公式のサラ・ラングス記者のツイッターによれば、投手としてメジャー6位となる219奪三振、打者としてメジャー11位タイの34本塁打を放ち「1893年にマウンドが現在の距離に移ってから、両カテゴリーでメジャートップ15入りした初めての選手」と伝えていた。

(Full-Count編集部)

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