戦力外は10球団の計55選手 ドラ1は7人、通算105発の実力者も…第1次通告期間が終了

戦力外通告を受けた中日・平田良介(左)、楽天・福井優也【写真:小林靖、荒川祐史】
戦力外通告を受けた中日・平田良介(左)、楽天・福井優也【写真:小林靖、荒川祐史】

中日の平田良介、巨人の井納翔一ら実力者にも戦力外通告

 プロ野球の第1次戦力外通告期間が7日に終わる。現時点では、10球団の計55選手に来季の契約を結ばないことが伝えられた。そのうち、かつてドラフト1位で入団した選手は7人だった。また育成選手への通告は、28日まで引き続き行うことができる。

 楽天は、2010年のドラフト1位で広島入りした福井優也投手、福山博之投手、川島慶三内野手を戦力外に。福山は通算102ホールド、川島は通算874試合に出場している実力者だ。西武は2017年のドラフト1位で明大から加入した齊藤大将ら6選手に通達。齊藤大は2021年に左肘のトミー・ジョン手術を受け、今季実戦に復帰していた。

 ヤクルトは、2016年のドラフト1位で履正社高から入団した寺島成輝投手ら3選手を戦力外に。寺島は2020年には中継ぎとして30試合に登板したが、今季は1軍登板なしだった。中日は平田良介外野手、大嶺祐太投手、山下斐紹捕手とかつてのドラフト1位の3選手を含む計10選手に通告した。平田は通算1046安打、105本塁打の成績を残しており、現役続行への意欲を示している。

 巨人は、2015年のドラフト1位の桜井俊貴投手、井納翔一投手ら8選手を戦力外に。井納は2021年にDeNAからFAで加入したが、2年間でわずか12登板に終わっていた。また、日本ハムは谷川昌希投手ら7選手、広島は高橋樹也投手ら3選手、オリックスは澤田圭佑投手ら8選手、阪神は小野泰己投手ら4選手、ロッテは吉田裕太捕手ら3選手に来季の契約を結ばないと通達している。

(Full-Count編集部)

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