強烈打球に一瞬の超反応　ベンチ総立ちの軽やか美守は「捕ってから投げるまで速い」

40歳のDeNA藤田は「6番・三塁」で先発出場した

■阪神 2ー0 DeNA（CSファースト・8日・横浜）

　DeNAの藤田一也内野手がキレキレの好守でチームを盛り上げた。三遊間への強い打球に飛び込み、すぐに立ち上がって一塁へ好送球。一塁ベンチが総立ちとなったファインプレーに、ファンは「飛び込んで捕って投げるまでが速い！　とても40歳とは思えない！」「打球処理能力と反応は勿論、ポジショニングが抜群にいい」とうなった。

　8日に横浜スタジアムで行われた阪神とのクライマックスシリーズ、ファーストステージ第1戦。青柳対策として「6番・三塁」で先発起用されたプロ18年目のベテランは、持ち前の高い守備力を発揮した。0-0の4回1死、佐藤輝の強烈な打球を華麗に処理してピンチの芽を摘んだ。軽快な動きに、先発の今永も拍手で感謝の気持ちを表した。

　今年40歳を迎えても衰えない動き。「DAZN」公式ツイッターが「イケオジの笑顔が咲いた」と映像を公開すると、「藤田の守備は痺れるね～」「ベテランが好プレー魅せると盛り上がる」「敵ながら天晴れなプレーw」「うますぎる」「40の動きじゃない…」と絶賛のコメントが並んだ。