「うまかったですね」 球場どよめいたDeNA宮崎の“初犠打”、三浦監督も称賛

DeNA・三浦大輔監督【写真:小林靖】
DeNA・三浦大輔監督【写真:小林靖】

主軸のバントに史上最多3万3037人ファンどよめいた

■DeNA 1ー0 阪神(CSファースト・9日・横浜)

 DeNAは9日、横浜スタジアムで行われた阪神とのクライマックスシリーズ(CS)、ファーストステージ第2戦に1-0で勝利。1勝1敗のタイに戻した。三浦大輔監督は、公式戦では1度も犠打を決めていない宮崎にバントのサインを出す執念采配も見せ「うまかったですね。CSに入る前から、どの場面でも(ある)と話をしていますし」と振り返った。

 1-0の7回無死一塁から、中心打者の宮崎がバントの構えを見せると、横浜スタジアムでのプロ野球興行における1日の最多動員3万3037人のファンからはどよめきが。見事に成功させ、走者を進めた。得点にはつながらなかったが、指揮官も「きっちり決めてくれて、ベンチもグッと気持ちが1つになりましたから。ナイスバントです」と称えた。

 先発の大貫が7回途中2安打無失点10奪三振の快投。打線は5回に宮崎、ソト、大和と前日8日はベンチスタートだった3人の連打で1点を奪った。ヤクルトの待つファイナルステージへ、10日の第3戦で勝負が決まる。「連日たくさんの方が駆け付けてくれて球場の雰囲気をつくってくれている。その応援、期待に応えられるように、スタンドと一緒になって戦います」突破へ意気込んだ。

【実際の動画】史上最多3万3037人の観衆がどよめき…宮崎の初犠打

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