“エビ反り”好守が「NPB仕込み」 体を張った元Gマイコラスの「執念が凄い」
WCシリーズで5回途中2失点敗退も好守で本拠地を沸かせた
■フィリーズ 2ー1 カージナルス(ワイルドカード・日本時間9日・セントルイス)
元巨人でカージナスルのマイルズ・マイコラス投手が献身的な守備で本拠地を沸かせた。負けられないワイルドカード(WC)シリーズでの体を張ったプレーは「執念が凄い!」「NPB仕込みのフィールディング!」とファンを喜ばせている。
8日(日本時間9日)のフィリーズ戦。先発したマイコラスは4回1/3を投げ2安打3奪三振2失点と粘投したが、チームは得点を奪えず0-2で敗れて敗退が決まった。それでもマイコラスは勝利への執念を見せた。5回無死二塁からマーシュの送りバントは一塁線へ。猛ダッシュでマウンドを降りて素手で掴むと、そのまま倒れ込み“エビ反り”状態になりながら一塁へトスしてアウトを奪った。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏がツイッターで「マイルズ・マイコラス。アスリート」との文言を添えて映像を公開。「体を犠牲にしている」「マイコラスがんばってるな」「マイコラス元気そうでよかった」「俺たちのマイコラス」と日本のファンからもコメントが寄せられた。