先発投手の耳を“サワサワ”する審判…突然の珍光景にファン「彼は訴えるべき」

粘着物質使用の疑いをかけられたパドレスのジョー・マスグローブ【写真:Getty Images】
粘着物質使用の疑いをかけられたパドレスのジョー・マスグローブ【写真:Getty Images】

パドレス投手に粘着物質使用の疑いも“シロ”

■パドレス 6ー0 メッツ(ワイルドカード・日本時間10日・ニューヨーク)

 パドレスのジョー・マスグローブ投手が9日(日本時間10日)に行われたワイルドカードゲームのメッツ戦で、突然の“災難”に見舞われた。試合中、審判が突然耳を“サワサワ”しに来たのだ。マスグローブは憤然とした表情で、この珍行動を受け入れ、ファンからは「ジョーに対して失礼だ」との声が上がっている。

 何かと言えば、昨季から取り締まりが厳しくなった「粘着物質」の使用を疑われたのだ。メッツのショーウォルター監督の抗議から、審判が耳の後ろに何かを仕込んでいるのでは? とのチェックを行い、何も見つけられなかった。MLB公式のマーク・フェインサンド記者は自身のツイッターで「少しモチベーションが上がった。火が付いた」とするマスグローブのコメントを紹介している。

 ピッチング・ニンジャの愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が、自身のツイッターにこの場面の動画を公開すると、ファンからは「とても奇妙」「鼻の穴もチェックしないと」「恥ずかしい」とコメントが殺到。さらに、何も見つからなかったことから「彼は訴えるべき」というものもあった。試合は6-0でパドレスが圧勝し、マスグローブも7回を被安打1本という快投。珍事件は投手に火をつける結果に終わったようだ。

【実際の動画】試合中の投手の耳を“サワサワ“…審判が演出した珍光景はなぜ?

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