ダルビッシュ、“恩人”カーショーとの対峙は「誇り」 流血右足も「大丈夫」

会見に臨んだパドレス・ダルビッシュ有【写真:木崎英夫】
会見に臨んだパドレス・ダルビッシュ有【写真:木崎英夫】

13日に古巣ドジャースとの地区S第2戦に先発する

 パドレスのダルビッシュ有投手は、12日(日本時間13日)に行われる古巣ドジャースとの地区シリーズ第2戦に先発する。大一番前日に取材に応じ「足も大丈夫。明日も楽しみです」と意気込みを語った。

 7日(同8日)のメッツ戦とのワイルドカード(WC)シリーズ第1戦は7回1失点の快投で自身5年ぶりのプレーオフ勝利を挙げた。この試合で右足親指の側面から流血していたが、中4日を経て「4日あれば大体治ったりする」と問題なしを強調。11日(同12日)にはブルペンで調整し「凄くよかったです」と好調をアピールした。

 かねてより「対戦するのが一番好き」と話していたドジャースと激突する。「いいところはこういう舞台になるとドジャースはもっと真剣にというか集中してくると思うので、そういうバージョンのドジャースと力比べできるのはうれしいです」と腕を撫した。

 投げ合うのは、3度のサイ・ヤング賞を誇るクレイトン・カーショー。「今は基本的にサンディエゴにいることが多いですけど、その前はずっとダラスにいましたし、家も5分くらいの距離でよくキャッチボールもしてました。(アストロズに敗れた)2017年ワールドシリーズの後はずっと声をかけてくれて、守ってくれたというかそういうところもあるので、こういう舞台でまた投げ合えるのは、そういう意味でもうれしいですし誇りに思います」と通算197勝左腕との対戦を心待ちにしていた。

(Full-Count編集部)

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