ロッテが公式チアの新メンバーオーディション開催 担当者が語る“求める人材像”

ロッテの公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」【写真:(C)C.L.M.】
ロッテの公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」【写真:(C)C.L.M.】

「M☆Splash!!」は今年27人で活動、元ロッテ黒木知宏氏の長女・MEIさんが加入

 ロッテは公式チアパフォーマー「M☆Splash!!(エムスプラッシュ)」の新メンバーオーディション開催を発表した。“球団チア”は試合日の球場内外を盛り上げるのはもちろん、チームがより地域に根付くよう、試合がない日やオフシーズンも活動を行うなど、今やなくてはならない存在だ。パ・リーグインサイトでは、各球団の担当者にインタビュー。オーディションでは具体的にどのような人材を求めているのかなどを聞いた。

 2004年に結成され、2023年には20年目のシーズンを迎える「M☆Splash!!」。「27名という人数の多いチームですが、ダンスパフォーマンスでは全員がオールジャンルを幅広く、曲数も多く踊るのが私たちの特徴です」と担当者が言うように、迫力のあるダンスパフォーマンスが自慢のチームだ。メンバー全員がマリーンズ・ダンスアカデミー(MDA)のインストラクターを兼任。3歳から高校生を対象にレッスンを行い、次世代の「M☆Splash!!」の育成活動を行っているという。

 2022年は継続メンバー18人に新メンバー9人、全27人の体制で活動。新メンバーの中には、ロッテの元エース・黒木知宏氏の長女・MEIさんが加入したことも話題になった。「MEIが加入したことで、応援や野球に対する熱い気持ちを持ち込んでくれて、チームの中で良い相乗効果を起こしてくれました」と語った。

 長引くコロナ禍の中、徹底した体調管理など苦労した点も多かったが、少しずつ日常を取り戻した球場で3年ぶりに実施できたことが多かったという。「ZOZOマリンスタジアムでのビジターチアチームとの交流、平日の球場内ステージでのダンスショー、試合終了後のスペシャルステージなど3年ぶりに実施することができました。まだ制限のある中での活動になるので、メンバーとのグリーティングなどは再開できていませんが、それでも移動中にファンのみなさんから声をかけてもらえたり、SNSであたたかいコメントをもらえたりした時は本当に嬉しいです」と喜びをにじませた。

 コロナ禍より以前の活動を再開していく中での線引き、どこまで戻していくかの葛藤は今も続いていると言うが「どんな状況でも、今までもこれからも、チームとファンのみなさんをつなぐ存在であり続けたい」という思いは、もどかしい日々があったからこそ、よりはっきりと認識することができたようだ。

最も大切にしてほしいのは「千葉を、マリーンズを、ファンを応援する気持ち」

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