ダルビッシュ、3被弾も「OK、OK」 PS2勝目を運んだ思考「最終的に勝っていれば」

ドジャース戦終了後取材に応じたパドレス・ダルビッシュ有【写真:木崎英夫】
ドジャース戦終了後取材に応じたパドレス・ダルビッシュ有【写真:木崎英夫】

17日第5戦なら再び先発へ「最後は投げるつもりでいます」

■パドレス 5ー3 ドジャース(地区シリーズ・日本時間13日・ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦で6回途中7安打3失点と好投し、今ポストシーズン2勝目を挙げた。対戦成績を1勝1敗とした。ダルビッシュは「チーム力でドジャースを上回れたので、すごく嬉しく思っています」と表情を緩めた。

 3回まで3イニング連続被弾。まさかの一発攻勢を受けたが、「ソロを打たれる度にOK、OKと思ってました」。4回1死一、二塁では2者連続三振に仕留めるなど、粘りの投球で試合を作った。「本塁打は出てましたけど、全部ソロでしたし。とにかくプレーオフですから。とにかくチームが最終的に勝っていれば、本当にグレートジョブだと思うので。とにかくそのことだけを意識していました」と振り返った。

 本塁打を許す度に自らに言い聞かせていたという。「自分でも大丈夫、大丈夫と。まだこれから、これから。全然勝てるからということを。自分の成績がどうではなく、とにかく勝つんだと」。ポストシーズンは通算9試合目の登板。その経験を駆使し、最少失点に抑え切った。PSは通算4勝目だ。

 14日(同15日)の地区シリーズ第3戦から舞台を本拠地・サンディエゴに移す。16日(同17日)の第5戦までもつれた場合には、再びドジャースタジアムの先発マウンドに上がるつもりでいる。「最後は投げるつもりでいますよ。先発でもちろん。明日はキャッチボールはしますし、いつも通りデイ1の調整をします」。大黒柱としてチームを牽引していく。

(Full-Count編集部)

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