パドレスを支える“NPBリレー” 元鷹マルティネスが語る好循環「いい気分だ」

ドジャース戦に登板したパドレスのニック・マルティネス【写真:Getty Images】
ドジャース戦に登板したパドレスのニック・マルティネス【写真:Getty Images】

マルティネスはダルビッシュ、スアレスの後を受けて3番手で登板した

■パドレス 5ー3 ドジャース(地区シリーズ・日本時間13日・ロサンゼルス)

 パドレスは12日(日本時間13日)、ドジャースタジアムで行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦に勝ち、1勝1敗とした。ダルビッシュ有が先発し、元阪神のロベルト・スアレスが2番手、元鷹のニック・マルティネスが3番手で登板し、勝利を手にした。マルティネスは6回無死一、三塁のピンチを切り抜けたスアレスを「とてもスペシャルな選手だ」と絶賛した。

 この日はダルビッシュが1点リードの6回無死一、三塁の場面で降板。後を継いだスアレスが後続を断ち、7回も無失点に抑えてマルティネスにバトンを渡した。マルティネスは2/3回を1安打無失点。守護神のヘイダーにつないだ。

 ダルビッシュ→スアレス→マルティネスと元NPB戦士によって繋がれたバトン。マルティネスは「NPBリレーだね。いい気分だ。大きな勝利だった」と喜びを噛み締め、見事な火消しを務めたスアレスを称えた。「彼は支配的だ。とても特別な選手。彼がボールを使ってできることはスペシャルだ。優れたフォーシーム、シンカー、カーブ、スライダー、チェンジアップを操り、緩急もつけられる。制球もいい」と賛辞を並べた。

 NPBでは同じチームでプレーしたことはなかったが「多くの人が話題にしていた。彼がいかに力強い速球を投げるかってね。向こうで見た球はほとんどがそれ(速球)だったけど、一緒にプレーしてみて、彼がいかにうまく球種を操れるか目にすることができているよ」とマルティネスはスアレスについて語った。今季レギュラーシーズンでは32歳のマルティネスが44登板で4勝4敗、防御率3.47。31歳のスアレスは45登板で5勝1敗、防御率2.27と奮闘した。NPBでキャリアを積んだ2人の存在はパドレスの強みになっている。

(Full-Count編集部)

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