千賀滉大は“お財布”にも「魅力的」 米メディア争奪戦を示唆「経済効果も期待できる」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

トレード・ルーマーズ「センガはポスティング費用が全く問題にならない」

 ソフトバンクの千賀滉大投手が15日、海外フリーエージェント権を行使することを明言した。7年連続2桁勝利を達成している右腕に米メディアも注目。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、「日本で最高級の投手」と高く評価しつつ、財政面でも「魅力的な選択肢になるだろう」と伝えている。

 通算87勝を挙げている千賀について、トレード・ルーマーズは「メジャー球団にとって人気のターゲットになるだろう」と争奪戦となる可能性を示唆。その予測には“お金の問題”も大きく関係しているようだ。千賀は今回、ポスティングシステム(入札制度)ではなく海外FA権を行使してのメジャー挑戦。記事では「センガの場合はポスティング費用は全く問題にならない。つまり契約したメジャー球団は、合意した契約の金額だけ払えばいい」と、“安く済む”と指摘している。

 カブス専門メディア「ブリーチャー・ネーション」は「日本のエース、コウダイ・センガがFAでMLBに入るためにオプトアウトを行使する」との見出しで報じた。記事ではカブスが投手陣整備へ千賀の獲得に乗り出すのと見通しを示し、「セイヤ・スズキと2人の日本人スターがロースターに入れば、日本からの経済効果も期待できる」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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