巨人は1度も当たらず11連敗、オリも苦戦… 過去10年でドラフトくじ引きに強い球団は

巨人・原辰徳監督【写真:荒川祐史】
巨人・原辰徳監督【写真:荒川祐史】

ロッテは佐々木朗、藤原らを1度目抽選でゲットしている

 2022年のドラフト会議は10月20日に開催される。注目されている日体大の二刀流・矢澤宏太投手、早大・蛭間拓哉外野手、高松商・浅野翔吾外野手らはどの球団が交渉権を得るだろうか。ここでは過去10年(2012年以降)のドラフトを振り返り、12球団のくじ引き“勝率”を検証する。

 圧倒的な強さを誇っているのがロッテだ。外れ1位を含めて12度抽選に臨み、8度当てている。2019年は佐々木朗希(4球団)、2018年は藤原恭大(3球団)、2015年に平沢大河(2球団)、2013年に石川歩(2球団)を1回目入札で引き当てている他、外れ1位で2017年に安田尚憲(3球団)、2016年に佐々木千隼(5球団)を当てている。昨年は高卒捕手・松川虎生を1本釣りし、1年目から76試合に出場した。

 続くのは中日で7度中4度引き当てている。2019年は石川昂弥(3球団)、2018年は根尾昂(4球団)、2016年は柳裕也(2球団)、2015年は外れ1位で小笠原慎之介(2球団)を獲得している。

 楽天も10度引いて5度当たりと確率が高い。2012年から森雄大、松井裕樹、安樂智大と3年連続で当て、2020年には4球団競合の早川隆久をゲットした。他には西武が7戦3勝、DeNAが10戦4勝で“的中率4割以上”を記録している。

11連敗の巨人…2016年から6年連続競合で敗れている

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