4球団競合右腕は異国で苦戦、FA注目野手が複数 DeNA倉本が戦力外…14年ドラフト組の今

DeNA・倉本寿彦、巨人・岡本和真、DeNA・山崎康晃(左から)【写真:荒川祐史】
DeNA・倉本寿彦、巨人・岡本和真、DeNA・山崎康晃(左から)【写真:荒川祐史】

有原は9月に事実上の戦力外、DeNA山崎は通算200セーブをマーク

 第2次戦力外通告期間が16日にスタート。DeNAは倉本寿彦内野手ら7選手に通告した。倉本は2014年ドラフト3位で入団し、2016年には157安打を放つなど活躍したが、今季は44試合出場にとどまっていた。ここでは2014年ドラフトで入団した選手の現在地を検証する。

 この年のドラフトで最多4球団が競合したのが有原航平。日本ハムが交渉権を獲得し、ルーキーイヤーに8勝を挙げて新人王。2019年には15勝で最多勝を手にした。2020年オフにポスティングシステムを利用してレンジャーズに。故障もあり、この2年間の通算成績は3勝7敗、防御率7.57。9月に事実上の戦力外となった。

 楽天・安樂智大は2球団が競合。昨年は58登板で3勝22ホールド、今季も52登板で6勝13ホールドをマークした。外れ1位で2球団が競合したDeNA・山崎康晃は8月24日の阪神戦で史上8人目の通算200セーブを史上最年少の29歳10か月で達成。3年ぶりに30セーブ以上(37セーブ)をマークした。

 巨人・岡本和真は単独入札で入団。入団4年目の2018年から5年連続30本以上をマークし、2020&21年に2年連続で本塁打と打点の2冠を手にした。高校2年時の2013年夏の甲子園で優勝投手になった西武・高橋光成は今季自己最多の12勝。ソフトバンクの1位・松本裕樹は44登板で防御率2.66を記録した。

西武・外崎、ロッテ・中村奨、広島・野間らが国内FA権を取得した

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