侍Jとの“二刀流”大丈夫? OP戦離脱も…ロッテ吉井新監督「今は便利な世の中」

ZOZOマリンスタジアムで就任会見を行ったロッテ・吉井理人新監督【写真:荒川祐史】
ZOZOマリンスタジアムで就任会見を行ったロッテ・吉井理人新監督【写真:荒川祐史】

「オンラインを使ってコミュニケーションを取っていく」

 ロッテの吉井理人新監督が18日、ZOZOマリンスタジアムで就任会見を行った。侍ジャパンの投手コーチも兼任する形となるが、「まずWBCのコーチのほうはしっかりやりたいなと思っています」と“二刀流体制”で指揮を執っていくことを明かした。

 吉井監督は「シーズンが終わってすぐにオファーをいただいたんですが、予想もしていなかったので凄く驚きました。返事をするのに一晩考えたんですけども、断る理由は本当にないので。この世界にいる以上、みんなが監督になりたいと考えている」と決断の理由を語った。

 来年3月に開幕するWBCは、春季キャンプ、オープン戦と時期が被ってしまう。「マリーンズの監督の方もキャンプ前半は見れます。オープン戦の途中で抜けますが、今は便利な世の中なので、オンラインを使って、コーチ陣、選手とコミュニケーションを取っていきたいなと思います。優秀なスタッフを揃えてくれているので、信頼してやっていきたいなと思います」と、遠隔で指導していくようだ。

 監督就任が決まり、10日には早速宮崎で行われているフェニックス・リーグを視察。侍ジャパンのコーチとしては、11月上旬に強化試合も控えている。WBCでは王座奪還、ロッテとしてはBクラスからのチーム再建。2つのチームで責務を全うする。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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