DeNA単独1位の大阪桐蔭・松尾が喜び会見 今永とバッテリー、浅野と対戦熱望

DeNAから1位指名を受けた大阪桐蔭・松尾汐恩(中央)【写真:川村虎大】
DeNAから1位指名を受けた大阪桐蔭・松尾汐恩(中央)【写真:川村虎大】

DeNAは「投打のバランスが良い」、三浦監督は「偉大」な人

 2022年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が20日、都内のホテルで行われ、大阪桐蔭・松尾汐恩捕手がDeNAから単独で1位指名を受けた。指名後の会見では「ほっとしました。今永(昇太)投手のようなピッチャーとバッテリーを組んでみたい」と安どの表情を浮かべた。

 松尾は1年秋から捕手を始め、新チーム発足後は、主に3番を任され、21年秋の明治神宮大会、22年の選抜、先月行われた栃木国体の“3冠”に貢献した。今夏の甲子園では、準々決勝で下関国際(山口)に敗れるも、打率.571(14打数8安打)、2本塁打、9打点と躍動した。9月には野球日本代表「侍ジャパン」U-18の一員として「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場。ベストナインに当たる「オールワールドチーム」に選出されるなど、銅メダルに貢献した。

 打って走れる打者を目指す。「トリプルスリーを目標に掲げてやっていきたい」と意気込んだ。DeNAの印象を聞かれると「投打のバランスが良いチーム」と言及。「三浦(大輔)監督のような偉大な選手になりたい」と話した。さらに、2球団が入札し、巨人が交渉権を獲得した、浅野翔吾外野手にも言及。U-18ではチームメートになったが、「負けないように頑張りたい」と切磋琢磨することを誓った。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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