加藤豪将、“サプライズ指名”の是非 再建期の日ハムに“適任”も…ファンも複雑な心境

加藤の本職・二塁手を固定できず、若手の生きた教材に

 エンゼルス・大谷翔平と同じ1994年生まれ。10月8日に28歳となった。プロ野球選手の平均引退年齢は30歳前後と言われており、日本ハムの指名はギリギリのタイミングだったとも言える。

 一方で日本ハムはどうか。加藤は内外野を幅広く守れるが、本職は二塁手。二塁手はアルカンタラの43試合出場が最多でレギュラーを固定できなかった。当然、スタメンも日替わりオーダーだった。そして、清宮幸太郎、万波中正、野村佑希ら伸び盛りの若手を抱えるチームにとって、米マイナー暮らしの長い加藤は、生きた教材にもなるだろう。

 加藤が心境を綴ったツイッターには、ファンから「加藤選手の力が必要です! 加藤選手の姿が見たい沢山のファンが北海道で待っています!」「今の日本ハムには加藤選手の力が必要です」「日本でお待ちしております」などと入団を望む多くの声が寄せられた。

 一方で「自分にとって最善だと思うことをしてください」「メジャーリーグの方がいいと思います」「ここで日本に来たらメジャーに戻れる可能性ほぼなし。悩ましいな」とのコメントもあった。いずれにしても加藤の意思を尊重したい。

(Full-Count編集部)

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