大谷翔平が「強力ラインナップを更に強化する」 1対6でド軍移籍を米メディア大胆予測

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷獲得でド軍は「更に真正なスーパースターを加える」

 2023年オフにFAとなるエンゼルス大谷翔平投手。10月1日に年俸3000万ドル(約45億2800万円)で1年契約を結んだが、移籍の可能性は依然米メディアで取り沙汰されている。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」はドジャースとの「1対6」のトレードを予測。大谷が加入すれば、ドジャースは「ローテーションの穴を埋め、強力なラインナップを更に強化することになる」と指摘している。

 記事は大谷が来季年俸3000万ドルで契約し、来オフにFAになることを説明。「エンゼルスは、大谷との長期契約が不可能と思うのであれば移籍させる時が来た」とし、ドジャースが大谷獲得の見返りにエンゼルスに放出する選手としてダスティン・メイ投手、ディエゴ・カルタヤ捕手、マイケル・ブッシュ内野手、ギャビン・ストーン投手、アンディ・ページズ外野手、ジェームズ・アウトマン外野手の6人をあげた。

 25歳右腕のメイは今季2勝をマーク。「ブリーチャー・レポート」が9月に発表したトッププロスペクト100人にカルタヤは14位、ブッシュは55位、ストーンは67位、ページズは77位に入っている。また、アウトマンは傘下マイナーでOPS.978、31本塁打を記録している。「エンゼルスはトップ100に入るプロスペクトの価値を持つ選手を6人獲得し、ドジャースはローテーションの穴を埋め、強力なラインナップを更に強化することになる」と主張する。

 ドジャースは、今季打率.210に終わった2019年のMVP、コーディ・ベリンジャー外野手を「ノンテンダー」とし、ジャスティン・ターナー内野手の球団オプションを行使しなければ「3700万ドル(約55億8200万円)分を温存できる」とも。ドジャースが興味を抱けば、大谷獲得は財政的に「問題はない。多くのハイタレントを放出することを厭わないかの問題だ」と述べている。

 記事はまた「このトレードはエンゼルスのロースターを完全に整備することになり、将来的な成功をお膳立てすることになる。ドジャースは更に真正なスーパースターを加え、極めて重要なプロスペクトのボビー・ミラーを保有することができる」とも。ミラーは今季傘下マイナーで7勝をマークした23歳右腕だ。この“1対6トレード”は両軍に利があると強調している。

(Full-Count編集部)

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