大谷翔平の“見返り”はMLB最強の有望株? メッツとの1対4トレードを米専門誌が提案

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

エ軍は「ブロックバスタートレードを画策するかもしれない」

 エンゼルス大谷翔平投手がメッツへ移籍する可能性はあるのか? エース右腕のジェイコブ・デグロム投手が流失した場合に「可能性がある」とニューヨーク放送局「SNY」が伝えているが、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」もメッツ移籍について言及。デグロムがFAとなった場合、大谷を1対4のトレードで獲得する案を示している。

 記事は「オオタニは2023年に契約が切れるが、エンゼルスは今オフ、またはトレード期限までにブロックバスタートレードを画策するかもしれない」と予測。メッツのエース右腕デグロムは2019年から5年総額1億3750万ドル(約208億円)の大型契約を結んでいるが、今オフに契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持っていることに触れ、「エースを取り戻すことができなければ、オオタニは強力なプランBになるかもしれない」として1対4のトレードの可能性を指摘した。

 交換要員として挙げたのはフランシスコ・アルバレス捕手、ブレット・ベイティ三塁手、アレックス・ラミレス中堅手、ロニー・マウリシオ遊撃手。MLB公式のプロスペクトランキングでアルバレスは全体1位、ベイティは同19位、ラミレスは同85位でマウリシオは球団6位。今季最終盤にメジャーで5試合に出場した20歳のアルバレスは「キャッチャーというプレミアポジションでなくても、最も攻撃的で興奮するプロスペクトの1人だろう」と評されている。記事はまた、ビリー・エプラーGMは元エンゼルスのGMで大谷獲得に尽力したことにも触れている。

 エンゼルスと来季年俸3000万ドル(約45億4600万円)で合意している大谷。「1年のレンタルにしては高い値札だが、スティーブ・コーエンオーナーにはオオタニが2023年オフにFAとなっても、引き止められるだけのポケットマネーがある。コーエン氏は、スーパースターのステータスと投打で高いレベルをこなせるエンターテインメントの側面としても、オオタニの獲得を考慮するだろう」と記事は予測。一方で「メッツはメガスター獲得のためにファームの選手を売る必要がある。魅力的な選手だが、1年待ってFAで獲得した方が理にかなっている」とも述べている。

(Full-Count編集部)

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