楽天、5選手が戦力外通告に思い 釜田「もどかしさ続いたプロ野球生活」
内田「トライアウトを受けるかどうかはまだわかりません」
楽天は22日、釜田佳直投手、寺岡寛治投手、渡邊佑樹投手、内田靖人内野手、岩見政暉外野手に2023シーズンの選手契約を行わないと伝えたことを発表した。あわせて発表した各選手のコメントは以下の通り。
○釜田佳直
「1年目から1軍でたくさん試合で投げさせていただき、プロ野球選手としていいスタートをきれたと言うのは、すごくいい思い出として残っています。そのなかで、2年目以降怪我や手術でなかなか思うようにプレーできないもどかしさが続いたプロ野球生活だったと思います。いろいろな方に支えてもらい、また1軍のマウンドに戻るんだという強い気持ちでリハビリもやってこれましたし、そういう姿を少なかったですがお世話になった方々に見せることができてよかったです。トライアウトは受けない方向で考えていますが、現役も含めて今後のことに関しては家族としっかり話をして決めたいと思います」
○寺岡寛治
「とても短く感じた5年間でした。1軍でずっと投げさせていただいた時の思い出が大きいですし、2年目にファームで球団記録の51試合を投げさせていただいて自分でもやれるんだなという自信をつけさせていただきました。起用していただいた監督、コーチ、チームの皆さんももちろんですし、応援していただいたファンの皆さんにも感謝の気持ちです。今後はまず、トライアウトを受けようと思っています。体も元気ですし、まだできると思っているのでやれるところまでは勝負したいと思います」
○渡邊佑樹
「大した活躍もできませんでしたが、いろいろな人に出会えましたしたくさんのことが自分の経験になったのでイーグルスの5年間を過ごせてよかったかなと思います。楽天生命パーク宮城で初めてお立ち台に登った時の景色は鮮明に覚えていますし忘れられないですね。トライアウトは受けない方向で考えています。特に何をするか決まっているわけではないので、これからいろいろな方に相談して決めたいと思います」
○内田靖人
「9年間ではありましたが、いろいろな経験をさせていただいて感謝しています。1軍で2桁本塁打を打てた年もありましたが、期待に応えられるような成績を残すことができませんでした。それでも支えていただいたチームの皆さんやファンの皆さんには感謝の思いしかありません。トライアウトを受けるかどうかはまだわかりませんが現役にはこだわりたいと思いますので、しっかり練習を続けたいと思います。9年間本当にありがとうございました」
○岩見政暉
「細かい思い出はたくさんありますが、プロ初ヒット、プロ初ホームランは一番嬉しかったですね。たった1本しか打てませんでしたが、打った後、ベンチで直人さんに抱きついたのは鮮明に覚えていますし、未だに思い出すとふわふわします。1年目が終わった時点でもっと早く戦力外になるだろうと感じるくらい凄い世界にきたなと思っていたなかで、いろいろな人がいてくださって5年も野球をやらせてもらえたのかなと感じていますし、監督、コーチ、チームの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。トライアウトは受ける方向で考えていますし、体も怪我一つなく元気なので現役にこだわって練習は続けたいと思います」
(Full-Count編集部)