エ軍は大谷翔平と長期契約を結べるか 米誌が主張する「チャンスが出てくる」展開とは

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

来季開幕までに契約延長する「見込みはないだろう」

 エンゼルスの大谷翔平投手は今月、来季の1年契約を年俸3000万ドル(約44億8300万円)で結んだ。2023年オフにFAとなることから移籍の噂はくすぶり続けているが、エンゼルスと来季開幕までに契約延長する可能性はあるのだろうか。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「球団は望むだろうが、見込みはないだろう」とし、来季の戦いで競争できるチームと証明できれば「チャンスが出てくる」と予測している。

 年俸調停の権利を持つ選手としては史上最高アップで契約した大谷。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMはその後「彼がここに長くいてくれたら嬉しい」などと長期契約の締結を望む発言をしたが、記事は「二刀流のスーパースターは、まだ未来を見る準備ができていない」と指摘する。

 そして「エンゼルスのファンは来シーズン開幕までに契約延長を望むだろうが、見込みはないだろう」と予想。来オフにFAとなることを考えれば「待つことが得策」と主張する。その上で契約延長に持ち込めるパターンとして「エンゼルスが戦えるチームだと(大谷に)証明できれば、かなりの可能性で契約延長できるチャンスがでてくるだろう」と述べている。

 エンゼルスは今季、73勝89敗でア・リーグ西地区3位に終わり、8年連続でプレーオフ進出を逃した。勝利を渇望する大谷にとっては歯がゆいシーズンが続いているだろう。来季は競争力を備えたチームになってプレーオフ進出を勝ち取れるだろうか。

(Full-Count編集部)

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