大阪桐蔭“最強世代”の1人に戦力外、西武は14年ドラ2ら2選手に通告 23日の去就

日本ハム・柿木蓮(左)と西武・佐野泰雄【写真:荒川祐史】
日本ハム・柿木蓮(左)と西武・佐野泰雄【写真:荒川祐史】

西武では佐野泰雄投手と戸川大輔外野手が戦力外に

 ヤクルトとオリックスによる日本シリーズが盛り上がりを見せる中、各球団では23日も来季に向けた戦力整理が進められた。西武は佐野泰雄投手と戸川大輔外野手に来季の契約を結ばないことを通告。これでチームでの戦力外は9人となった。

 佐野は2014年ドラフト2位で平成国際大から入団。2019年にはキャリア最多の44試合に登板したが、今季はわずか2試合にとどまっていた。2014年の育成ドラフト1位で入団した戸川は、2016年に支配下を勝ち取るも、1軍に定着できなかった。

 西武ではほかに、駒月仁人捕手と育成選手契約を結ばないと発表。昨季限りで引退してブルペン捕手兼スコアラーとなっていたが、ファームの捕手が不足する事態となって“現役復帰”。今季でお役御免となった。

 日本ハムは、柿木蓮投手と上野響平内野手に対し、来季の支配下選手契約を結ばないことを通告。育成選手の長谷川凌汰投手に対しては来季の契約を結ばないと伝えた。柿木は大阪桐蔭高時代に根尾昂(現中日)や藤原恭大(現ロッテ)らとともに春夏連覇を達成した「最強世代」のひとり。今季1軍デビューを果たし、4試合に登板していた。

 日本ハムは、金子誠野手総合コーチ兼打撃コーチと武田勝ファーム投手コーチ、上田佳範ファーム外野守備走塁コーチの退団を発表。広島でも、玉木朋孝2軍内野守備・走塁コーチと森笠繁2軍打撃コーチ、植田幸弘2軍バッテリーコーチが退団となった。

(Full-Count編集部)

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