打者は軒並み“期待ハズレ”…緊急補強も不発 中日の低迷と重なる助っ人の低下

防御率0点台と安定感抜群だったライデル・マルティネス【写真:荒川祐史】
防御率0点台と安定感抜群だったライデル・マルティネス【写真:荒川祐史】

R・マルティネス&ロドリゲスが抜群安定感でタイトル獲得

【投手】
○ジャリエル・ロドリゲス投手
56試合6勝2敗39ホールド、防御率1.15

○ライデル・マルティネス投手
56試合4勝3敗5ホールド39セーブ、防御率0.97

○ジョアン・タバーレス投手
3試合0勝0敗、防御率6.00

○フランク・アルバレス投手(育成)
7試合0勝0敗、防御率3.38(2軍成績)

 投手陣は、2人のタイトルホルダーが躍動した。R・マルティネスは今季も守護神として最終回のマウンドに仁王立ち。防御率0.97と圧倒的で、最多セーブに輝いた。今季リリーフに転向したロドリゲスもR・マルティネスとともにチーム最多56試合に登板してフル回転。こちらも防御率1.15と申し分なく、最優秀中継ぎを獲得した。

 今季途中に独立リーグから加入したタバーレスは3試合どまり。戦力外通告を受けた。アルバレスはウエスタン・リーグで7試合に登板するも、支配下昇格は叶わなかった。投手と野手で“明暗”が分かれた今季。低迷からの脱却には、かつてのタイロン・ウッズやトニ・ブランコのような圧倒的な存在感を誇る助っ人大砲が欠かせないのかもしれない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY