ダルビッシュ、来季へ「不安もあります」　メジャー11年目終了…試合後語った全て

「トレードされる可能性もあるので…強くは言えないです（笑）」

――経験や失敗を重ねての境地か。
「いや、違うと思います。マインドフルネスっていうをただやっているだけはなく、それがどういうことなのかとか、そこから学ぶことが本当に大きくあったので、それプラス経験ということだと思います。経験だけだと難しいと思います」

――チームとして悔しさは。
「悔しいと思いますよ。でも悔しいと同時に、でも自分たちはここまできたんだっていう満足感も。ファンの方からすると何言ってるんだと思うかもしれないですけど、80何勝というところからここまできたので、そういうところは凄くあると思います」

――野球の取り組み方が変わったのは調整そのものも変わったのか。
「調整も多少は試合前のルーティンとか変わったりしましたけど、そこよりかは、相手打者の研究だったりとか、前回の反省からどういう風に自分がやっていけばいいかとか、次の対戦相手を見てその間のブルペンとかキャッチボールでどうやればいいかをしっかり考えるようになったという形です」

――昨日（相手先発の）ウィーラーは積んでるエンジンが違うと言っていた。自分と比べて。
「まだまだ遠いなというところですね。特にこのシーズンはより試合で結果を出すということで、トレーニングだったりを犠牲にするところもあった分、エンジンというところでは持たなかったところが正直あるので、まだまだというところですね」

――2年前のシーズン最終戦にデグロム、カーショーら超一流に近付けたけどまだと言っていた。今総合的に位置はどう考えているか。
「タイプが違くなっているというか、今自分はどちらかというとピッチングをしている。キレとかエグさとかというよりかは、ちゃんと1試合の中で組み立てを考えてとか、そういうちゃんと頭を使う投手になってきていると思うので、あの時とはまた違う考え方ですね」

――来季西地区でドジャースを倒して地区優勝、ワールドシリーズへの希望は。
「この前DSではドジャースに勝ちましたけどシーズンではボロ負けしているので、そこでしっかり勝ってポストシーズンでもドジャースに勝ってというところが一番の目標ですけど、自分もトレードされる可能性もあるので、オフシーズンに、あまりその……強くは言えないです（笑）」

（Full-Count編集部）