大谷翔平とダルビッシュはCY賞争い、2人が“事実上の戦力外”…日本人投手の2022年

メジャー挑戦をした日本人投手の2022年を振り返る【写真:ロイター】
メジャー挑戦をした日本人投手の2022年を振り返る【写真:ロイター】

大谷、ダルビッシュ、菊池、澤村、有原、前田の2022年

 メジャーリーグは23日(日本時間24日)、リーグ優勝決定シリーズが行われ、アストロズとフィリーズのワールドシリーズ進出が決定した。パドレスのダルビッシュ有投手は6回0/3を4安打2失点で勝利投手の権利を手に降板したが、チームは8回に逆転を許して敗退。これですべての日本人選手の今シーズンが終了となった。ここでは、大谷翔平投手を含む投手登録の日本人選手の2022年を紹介する。

○大谷翔平(エンゼルス)

 昨年のMVPに輝き、大きな期待を背負ったメジャー5年目は、投手としての成績を伸ばし、再びMVP争いに加わった。投手として28試合に先発し、15勝9敗、防御率2.33、219奪三振。打者として157試合に出場し、打率.273、34本塁打、11盗塁、OPS.875の成績を残した。メジャーでは自身初の規定投球回に乗せ、史上初の「ダブル規定到達」の偉業を達成した。「2桁勝利&2桁本塁打」も1918年のベーブ・ルース以来、史上2人目の快挙だった。

○ダルビッシュ有(パドレス)

 メジャー11年目は、円熟のシーズンとなった。30試合に先発し、16勝8敗、防御率3.10、197奪三振。16勝はメジャー初年度の2012年と並んで自己最多タイ、クオリティスタート(QS=6回以上、自責点3以下)はリーグ単独トップの25だった。好不調に関わらず、安定して試合を作る投球が光った。ポストシーズンでも4試合に先発し、2勝1敗、防御率2.88とエースとして牽引したが、惜しくもワールドシリーズ進出を逃した。

○菊池雄星(ブルージェイズ)

 ブルージェイズと3年総額3600万ドル(約53億円)で契約を結び、メジャー4年目を新天地で迎えた。先発ローテの5番手として開幕ロースター入り、5月4日(日本時間5日)のヤンキース戦で6回1失点と好投し、移籍後初勝利を挙げた。7月7日には首痛で負傷者リスト(IL)入りし、8月半ばからは救援に回った。今季は32試合に登板(20先発)し、6勝7敗1セーブ、防御率5.19の成績。リリーフに限ると、12試合で計18回1/3を投げ33奪三振と三振の割合(K%)が高く、来季以降の起用法にも注目が集まる。

○澤村拓一(レッドソックス)

 メジャー2年目は49試合に登板し、1勝1敗3ホールド、防御率3.73の成績を残したが、8月29日(同30日)にDFAとなった。その後は傘下マイナーの3Aウースターでプレーしていたが、9月12日(同13日)に自由契約となった。9月15日には「ここで僕自身の2022年シーズンを終える決断をした事をご報告します」と自身のSNSで報告した。8月17日(同18日)には、メジャー通算100試合登板と100奪三振を記録していた。

○有原航平(レンジャーズ)

 メジャー2年目はスプリングトレーニングに招待選手で参加したが、マイナーで開幕を迎えた。8月16日(同17日)にメジャー昇格し、翌17日(同18日)のアスレチックス戦に先発したが、5回2/3を投げて3失点で敗戦投手となった。続く8月22日(同23日)のツインズ戦では、6回途中無失点で489日ぶりの白星を掴んだ。しかし、9月10日(同11日)のブルージェイズ戦で4回途中11失点と大炎上すると、翌11日(同12日)にDFAとなった。

○前田健太(ツインズ)

 昨年9月に右肘の内側側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、リハビリに専念する1年となった。現在は米フロリダ州のキャンプ施設で練習中で、ライブBPでの投球も再開し、来春のスプリングトレーニングでの復帰に向けて順調だ。ダルビッシュから助言をもらい、公表では84キロの体重を90キロまで増量する肉体改造も実施。「できれば手術する前よりも速くなりたい」と意気込みも語っている。

(Full-Count編集部)

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