“胴上げ投手”になった上原浩治は「圧倒的だった」 PS最高の選手にMLB公式が選出

2013年のワールドシリーズで胴上げ投手となったRソックス・上原浩治【写真:Getty Images】
2013年のワールドシリーズで胴上げ投手となったRソックス・上原浩治【写真:Getty Images】

上原は優勝決定シリーズでMVP、ワールドシリーズで“胴上げ投手”になった

 MLBのプレーオフは23日(日本時間24日)、両リーグで優勝決定シリーズが行われ、ア・リーグはアストロズ、ナ・リーグはフィリーズが勝ち抜き、28日(同29日)に開幕するワールドシリーズにコマを進めた。ア・リーグではペーニャ、ナ・リーグではハーパーがMVPに選出されたが、MLB公式サイトは「ポストシーズンで最高のパフォーマンスをした選手たち」を特集。2013年にレッドソックスの一員として大活躍し、ワールドシリーズ制覇に貢献した上原浩治氏がその一人に選出されている。

 上原はこの年、レギュラーシーズンで73試合に登板、4勝1敗21セーブ、防御率1.09をマークし、「ほぼアンタッチャブルだった」と記事は解説。ポストシーズンでは13登板で無四球16三振。防御率0.66、WHIP0.51、被打率.152で「レギュラーシーズンよりもさらに圧倒的なものだった」と伝える。

 13登板で7セーブを挙げた上原。タイガースとの優勝決定シリーズでは6試合中、5試合登板で3セーブを挙げてMVPに輝いており、「スター救援投手は絶対的に光り輝いた」と評した。カージナルスとのワールドシリーズでも6試合中5試合登板で無失点。世界一を決めた第6戦でセーブを挙げて栄光の“胴上げ投手”となった他、第4戦でコルテン・ウォンを牽制で刺して試合を締めくくった場面も「忘れてはいけない」としている。

(Full-Count編集部)

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